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2008年8月

2008年8月17日 (日)

グールドを聴いてしまった

 長らくご無沙汰をいたしました。病気とかしたわけでは、
ありません。ただのサボりです。
 久々の涼しい気候で、とろけだした脳みそも、やっと元の
形に戻ってきた気がします。といっても、中身がなければ、
なんら意味がないのですが。

 昨年は、パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルの
演奏に燃え上がった夏でした。今年はというと…なんも
ないです。演奏会に行きたいなと思いつつ、家から出る
こともなかなか億劫になり、CDを聴き漁る夏になってます。
 そんな中で、最近、気になるのが、やっぱり上に挙げた
コンビ。一年以上、はまっているんですねぇ。驚き。
彼らはピリオド奏法のオケとして、名を挙げてきているんですが、
ピリオド奏法ってけっこう、昔からあったのではないかと
教えてくれたCDを発見。発見といっても、めちゃくちゃ有名
なので、イマサラかよって思う人がほとんどだと思いますが、
僕にとっては、新鮮でした。

 グレン・グールド バッハ「ゴルトベルク変奏曲」(55年録音盤)

バッハは、まだまだ早いだろう、相手には去れないだろう
と思い、全然と言ってよいくらい手を出さなかった。
が、とうとう、聴いちゃいました。買うときに、店員さんと
しばらく話し込んでしまったけども、その時に得られた情報に
よると、グールドはなんでも、ピアノをチェンバロのように
弾くという。チェンバロのようにとは、全ての音が同じ響きに
なる。ピアノは、レガート奏法(なめらかな曲の感じ)や、
大きい音や小さい音を出すのが容易に出来る。
しかし、チェンバロは、それが難しいのです。構造的な問題
らしいですが。しかし、グールドはチェンバロ的な奏法を
わざと、意図的にピアノに用いることで、これまでとは違う
新しい(奏法からするとかなり古い…?)響きを作り出した
のです。まぁ、細かい話は、いろんな方が、それこそたくさん
本にして書いているのでそちらを参考にしてください。
 それにしても、この手法ってピリオド楽器で演奏していた
奏法をモダン楽器に取り込んだ話に似ているなぁと
思ったのでした。
 まさか、グールドの影響ではないだろうけども、
何か共通の下地はあったと思える。
その下地とは何か。それはまたの機会で。

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